ブログを書きたいと思っているんだけど、文を書くのに自信がなくてさ
良い文章術の本はないかな?
『「言葉」を「お金」に換える文章術』(高橋フミアキ 著、ぱる出版)がオススメよ
どんなところがオススメなの?
文章を書くときに必要な基本はバッチリだし、スラスラと読み進められるところがオススメだよ
なぜ文章が書けると、ビジネスが成功するのか?
『「言葉」を「お金」に換える文章術』(高橋フミアキ 著、ぱる出版)は、副業で月3万円から5万円を稼ぐ人に向けて書かれた本です。
副業をするにはいくつかの問題があり、その中の一つが文章を自分で考えて書くことです。
集客やセールスをする上で文章力が必要になってくると著者はおっしゃっています。
具体的には、アマゾンで商品を登録するときや、ヤフオクやメルカリなどで商品を紹介するときに文章を書くことが必要になります。
そして、書く文章によっては、セールスや集客に差が出てしまうと著者はおっしゃっています。
マーケティングや消費者心理や、ホームページ作成などをいくら学んでも、ベースとなる文章力がなかったら勉強した知識は何の役にも立ちません。
むしろ、文章力さえあれば、マーケティングや消費者心理やホームページの作成など勉強しなくても、何とか見様見真似で集客できたりするものです。
(「はじめに」から)
文章力さえあれば、マーケティング、消費者心理やホームページの作成などの勉強をしなくてもいいというのは強引かなと思いました。
ただ、「文章力さえあれば」だけで、「文章力さえあれば行けるのね」と突き進むことができる人には背中を押してくれる力強い言葉だと思います。
共感が一瞬で崩れる3つの言葉
ビジネスで生き残るための重要なキーワードの一つが「共感」だと著者は書いています。
共感が一瞬で崩れてしまう言葉があります。
すべての読者が共感しなくなるというわけではありませんが、こうした言葉を読むと心の中に抵抗感をもってしまうのです。
(68ページから)
お客様がブログ、フェイスブックやツイッターなどの文章を読んで「この文章には共感できない」と感じると即座に離れていく言葉が以下の3つあります。
- 命令形
- 非難、中傷、悪口
- 説教
共感が一瞬で崩れる言葉は、1.命令形、2.非難、中傷、悪口、3.説教の3つだそうです。
共感が崩れる言葉を使わないように心掛けるのは当たり前で、「これは相手が嫌がるかも」と感じたら、「別の言い方はないだろうか?」と考える癖をつけなければいけませんね。
ただ、怖いのは、自分がそうだとは思っておらず、知らず知らずのうちに非難や悪口になっていたり、説教じみたことを書いているときです。
知らず知らずを回避するために、書いた文章を読み返すのは当然ですが、どんな方に向けて書いているのかも意識しながら書かなくてはいけないと思いました。
あと、著者いわく、タイトルや見出しに命令形を使うのはありだそう。
タイトルが命令形でもベストセラーの本になることもあるからだそうです。
見出しに使えるキャッチコピー術3つ
キャッチコピーは人をひきつける宣伝文句のこと。
チラシの見出しに使ったり、書籍、小冊子やホームページのタイトルなどに使えます。
見出しやタイトルに使えるキャッチコピー術3つは、数字を入れる、驚きを入れる、ベネフィットを入れるの3つです。
数字を入れるは「7つの」とか「9割」とか。「24時間」だとか「一粒で二度」だとか。単純に見出しやタイトルに数字を入れればいいそう。
驚きを入れるは「驚異の」だとか「驚愕の」だとか。「仰天の」とか「目からウロコ」といった驚きを表現する言葉が見出しやタイトルに入れられないか工夫します。
また、数字を誇張して衝撃的な言葉を使い驚きを入れる方法もあるそう。
5歳の少年に1000年の記憶が!
1万人に1人の奇跡の少年!
5億人がテレビに釘付けとなる!
(111ページから)
具体的には、上記の引用のように数字を誇張するそうです。
3つ目のベネフィットを入れるの「ベネフィット」とは、「利益」だとか「恩恵」という意味です。
「この文章を読むと、こんな「利益」や「恩恵」が得られますよ」という言葉をキャッチコピーやタイトルに入れるということです。
消費行動を起こす要因は大きく分けると「苦痛を取り除く」「快楽を得る」の2つだそう。
なので、「あなたの問題を解決する方法はコレ」だとか「コレをすれば、あなたが欲しい答えに近づけます」などの利益や恩恵が得られる言葉を見出しやタイトルに入れれば良いそうです。
まとめ
著者は、『「言葉」を「お金」に換える文章術』を使って生活している方です。
ですから、本書はスラスラ読み進めることができますし、文章を書くときに必要なことがわかりやすく書いてあります。
文章術の基本的なことは本書で勉強できるので、文章術系の本を読んだことがない人にもピッタリ。オススメできます。
本書は2時間あれば完読できると思います。
これから「ブログを書きたい!」「ヤフオクやメルカリなどに商品を出品したい!」と考えている方は一度読んでみてはいかがでしょうか。