デール・カーネギーの「人を動かす」って、
結構字だらけ、読む気失せだらけじゃない?
そうね。
でも、日本で500万部の歴史的ベストセラーだそうよ
ベストセラーという響きに弱いかも。
う~ん、読んでみたいけど、本当にあの本は字だらけなのよね。
そんな君には「マンガで読み解く『人を動かす』」がオススメです。
「D・カーネギー マンガで読み解く 『人を動かす』」について
「D・カーネギー マンガで読み解く 『人を動かす』」
(原作 デール・カーネギー、脚本 歩川友紀、漫画 青野渚・福丸サクヤ、創元社)
定価(本体1,000円+税)
2015年9月10日 第1刷発行の本です。
英語版の初版本が1936年に出版され、邦訳の初版本が1937年に出版と本書に書いてあります。
「193じゅううん年、めっちゃ前やん」なんて思いました。
500万部の歴史的ベストセラーですし、出版された当初から人気があったのでしょう。
ちなみに、邦訳初版本の出版社が、本書と同じ創元社です。
本書は世界初の公認マンガ化ということです。
マンガの中だけで大切なポイントを説明してくれるのがいい
本家の「人を動かす」を本屋さんで手に取ったのですが「げっ、字多い」で断念しました。
ということで、「マンガで読み解く 人を動かす」に不時着。
本書は212ページまでありますが、全編マンガです。
しかも、第1章と第2章などのあいだによくある、長い文字だらけの補足がありません。
「マンガで」って言ってるのにたまにありませんか? 補足じゃなくてやたらに長い解説があるマンガ風の本。
本書にも補足はあるんですけどダラダラと長くないのが良いです。
本書はマンガの中だけで大切なポイントを説明してくれるのが良いところだと思いました。
まとめ
わたしは、ページをめくって「げっ!」と思ったら、容赦なくマンガを探します。
読書が毒書になるよりも、「いい年こいてマンガ読んでんの?」と言われるほうが、ずっとマシです。
マンガのいいところは、とっつきやすいところや読み進めやすいところだと思います。
マンガを読んで興味がでたら本家を読めばいいんじゃないでしょうかね、なんて考えております。
本書は読みやすくおもしろかったです。
本書を読んで、本家に収められている「父は忘れる」という掌編を読んでみたいと思いました。
これだけでも本書を読んだ意味があると思います。
まだ、本家を読んでませんけど(笑)