【書評】ブログをはじめる人に勇気をくれる「凡人くんの人生革命」

回顧録

副業したいけど

なんだかめんどくさそう

時間も作れないし

めんどくさくないよ

時間を作る方法もあるし

じゃあ

1か月のおこづかいを1万円増やしたいんだけど

簡単にできる副業はないかな?

ブログがおすすめだよ!

ブログ・・・・・・?

「凡人くんの人生革命」について

嫌なことから全部抜け出せる凡人くんの人生革命』」

ヒトデ 著 KADOKAWA

2021年3月17日 初版発行

定価(本体1,400円+税)

これからブログを書こうとする人へ向けたファイトとエールが詰まった本でした。

ブログを書く心構えや、著者の体験談などが書かれています。

内容は、以下のようなもの。

ぼくは凡人だったけど、ブログを書くために生活態度をあらためたんだ。

平日3時間、土日8時間をついやしてブログを書きまくったよ。

そんな生活を6年間続けたんだ。

嵐の波の中を進むような生活だったけど、努力努力というパドリングで乗り切ったんだ。

気がついたら、最高月収1,000万円超えてたよ。

気がついたら、FIREしてたよ。

だから、あなたもブログを書こうぜ!

いまえださく
いまえださく

怒られそうなくらい、はしょってますし、モロ主観ですけど

並の人 → 海人

凡人を辞書で引くと、「ただの人」「平凡な人」「並の人」などと書いてあります。

あぁ、波の人だから努力努力のパドリングで

平日3時間、土日8時間の波を乗り切れたのね

って、それは字が違う(笑)

というか、並の人(凡人くん)には、平日3時間、土日8時間もブログを書く努力をするのは難しいのではないかと思います。

本書のポイントはここ・・です。

ここってどこよ?

普通、「凡人くんでもできた」なんて言われたら、「簡単にできそう」「お手軽にできそう」と思いがちです。

ですが、このワードは釣り。

実際には、努力と根性、考え方と行動で凡人くんでも並の人でもない、どんな荒波にも耐える海人に変身するための方法が本書には書いてあります。

お手軽に稼ぐ方法などない!

本書は副業で稼ぐのは簡単ではないということを、これ以上なくやんわりふんわり・・・・・・・・オブラートに包んだ表現で教えてくれます。

わたしは、お手軽そうな「凡人くん」の言葉に誘われて本書を手に取りました。

「なにか簡単に稼ぐ裏技、裏技、ヒント、ヒント!!」というノリだったんですけど、

「簡単お手軽に稼ぐ方法などない!」

「地道に1歩ずつ、1歩ずつが大事」ということを、本書を読んであらためて思いしりました。

平日3時間、土日8時間を頑張るためには?

本業を頑張りながら、副業を平日3時間、土日8時間を頑張りきるためには、まず時間を確保しなくてはいけません。

具体的には、「睡眠時間以外の『やめてもいいな』と思うことをやめて時間を作りましょう」と書かれています。

具体的には、以下のようなことが紹介されています。

・通勤時間に目的もなくスマホをいじるのをやめる

・お昼休みに机に突っ伏して寝るのをやめる

・テレビを見たり、ゲームをするのをやめる

・飲み会に参加するのをやめる

・やたらSNSにアクセスするのをやめる

(「20ページ」から)

また、大切なのは行動で、決意ではないと書かれています。

具体的に書かれているのは、テレビのコンセントは抜いておくゲームは箱に入れて押し入れにしまっておくツイッターは毎回ログアウトしておくなどでした。

今まで普通にやってたことを

いきなりやめるのはつらいもんね

この方法だったら徐々にやめることができるかも

副業=ブログ

本書では、副業10選としてwebライティング、動画配信やせどり・・・などが紹介されています。

でも、著者はブログで成功されていますので、本書では「副業=ブログ」で考えたほうがいいかもしれません。

どんな副業にも応用できるように上手く書かれていますが、「会社員を続けながらせどり・・・をするためには、どうやって時間を作るのか?」よりも、「会社員を続けながらブログを書くためには、どうやって時間を作るのか?」として読んだほうがしっくりきました。

まとめ

本書にはブログを書いて成功するための考え方や方法が書いてありました。

凡人くんだろうが、ダメダメくんだろうが、成功の波に乗ることはできる。

その波に乗ることができるかどうかは「あなたの行動や努力が大事。考え方しだいです」ということでした。

最後に印象に残った言葉を引用させていただきます。

凡人は地道に積み上げるしかない

小さな実績をどんどん積み上げて、その過程を発信し続ける。その先に、あなたの求める「実績のある人」が誕生します。これは非常に地道な作業です。一発逆転もショートカットもありません。ただただ、積み上げるだけ。

(「252ページ」から)

小さな実績コツコツと積み上げて

いつか来る一発逆転を待ちたいと思います(笑)

いや、だから・・・・・・