地頭力
字ヂカラがハンパねー!
ところで、なんて読むの?
「じあたまりょく」でーす!
本書について
「まんがでわかる『地頭力を鍛える』」(細谷功 著、星井博文 まんが原作、汐田まくら 作画、東洋経済新報社)
2017年7月13日 第1版発行 定価(本体1,300円+税)の本です。
わたしは図書館でジャケ借りしました。
背表紙の地頭力(じあたまりょく)の字ヂカラだけで借りました(笑)
本書のテーマ「地頭力(じあたまりょく)」は「考える力」のことです。
今では誰でも知識や情報が簡単に手に入ります。
これからは知識や情報よりも自分の頭で「考える力」が重要になってきます。
この自分の頭で考える力が、地頭力です。
地頭力が必要な理由をもうちょい詳しく
これから、なぜ地頭力が必要になるのか?
それは、AI(人工知能)の発達がすさまじいからです。
人がいろいろな情報や知識を簡単に手に入れられるということは、AI(人工知能)も簡単に手に入れられます。
そして、AI(人工知能)が情報や知識を手に入れるスピードは、人よりも格段に早い。
決められたことを平均的に続け、休みなく効率的に実行するのであれば、「AI(人工知能)+ロボットのほうが高いパフォーマンスを発揮できるようになってきている」と本書には書かれています。
恐るべし!
AI(人工知能)+ロボット
AI(人工知能)は近い将来、人がしている仕事の何割かを持っていってしまいます。
すさまじいスピードで情報や知識を手にすることができ、人の知的能力を凌駕しはじめたAI(人工知能)
そのAI(人工知能)に対抗する武器の1つが「地頭力」であると本書には書かれています。
これからは自分の頭で考え(地頭力)
人ならではの強みを生かし
AI(人工知能)のチカラも利用していくことが必要です
地頭力の3つの考え方
地頭力には3つの考え方があります。
結論から考える、全体から考えると単純に考えるです。
結論から考える
結論から考えることができれば、あっちこっちに考えが飛ばず、ゴールまで効率よく進むことができる。
全体から考える
全体から考えることができれば、なにが必要でなにが必要でないかが、はっきりとする。
また、その情報をみんなで共有するのが簡単。
単純に考える
単純に考えることができれば、限られた情報や知識をいろいろな範囲に応用することができる。
その応用した考えで新しいアイデアが生まれる。
これら3つの考え方で
「人ならではの価値が出る仕事」をしていくことが
これからの自然な流れになっていくかもしれません
まとめ
まんがでわかる○○の良いところは、字が少ない分、必要なところだけ「バシッと」文字にしてあるところ。無駄な文字が出てこないので、頭に入りやすくて記憶に残りやすい。
本書も例にもれず、地頭力のことが「バシッと」わかりやすくて、今後アウトプットできそうです。
紹介した「3つの考え方」のほかにも「完璧主義者の仕事ができない理由」や「ダラダラ話す人に足りないもの」など、「なるほど」と勉強になるところがありました。
読むのに1時間30分はかからないと思います
まんがも落ちがあり、おもしろかったです
もし、図書館で見つけたら、ジャケ借りしてみてはいかがでしょうか?
きっと素敵な暇つぶしになるはずです