日本では
2007年生まれの子供たちの半数が
107歳まで生きるんだって
えっ!? マジで
そんなに生きてたら
老後の生活費が足りないよね
そんなきみにはこの本がオススメ
まんがでわかる「ライフシフト」
100年時代の人生戦略を読んでみて
本書について
「まんがでわかる『ライフシフト』100年時代の人生戦略」(リンダ・グラッドン、アンドリュー・スコット 著、星井博文 原作、松枝尚嗣 まんが、東洋経済新報社)
本書は「まんがで○○」の中でも短時間で読めると思います。
わたしは、完読するのに1時間15分でした。
だからといって、内容が「うっす~い」ということもなく。
「ライフシフト」と「100年時代の人生戦略」のことは理解できました。
なので、本家の「ライフシフト」や、要約されている「ライフシフト」を目にして、
げっ!? 字おおっ!
なんて思った方に、本書はオススメだと思います。
まず、「3ステージからマルチステージへ」を紹介したいと思います
3ステージからマルチステージへ
今までは「大学まで勉強して」「60代まで働いて」「そのあと引退」の3つのステージでした。
でも、「人生100年時代」となった今では「3ステージ」は通用しません。
医療が進み、技術が発達し、ひとりひとりの健康に対しての知識や理解が進み、平均寿命が伸び続けるのはあきらかです。
「平均寿命87歳」なんて考えていたらダメ!
「みんなめっちゃ生きるでー!」って考えないとダメです。
本書では、
今の50歳未満の日本人は100年以上生きる気でいたほうがいいとか、
平均寿命1位の国の寿命が10年ごとに2年から3年のペースで上昇しているとか、
今の80歳の人は、20年前の80歳の人よりも健康だとか、
そんな長生きまっしぐらの推移が紹介されています。
運よく健康で会社もつぶれずに60歳代まで過ごせたとしても
「残りの40年どうする?」ってことを考えていかないと……
年金もあてにはなりませんし、60歳代までの働きで残りの人生をまかなう貯蓄をするのは難しい。
そこで登場するのが「マルチステージ」の考え方です。
マルチステージ
「マルチステージ」は、死ぬまで考えて行動し人生の選択肢を広げていくという考え方。
考えて行動すれば新しいスキルや人脈が広がり多様な人生になっていくという考え方です。
ちょっと、わかりにくいなぁ
具体的には、
「20歳代から60歳代という時期を仕事一筋、出世第一だけで過ごさないようにしましょう」ということです。
営業職一筋の営業職人のひとが、会社をクビになったり、会社が倒産したりしたときに、
「今持っているスキルや人脈だけで食っていけますか?」ってことです。
正直、年長者ほど、よほどのコネでもない限り簡単に再就職はできませんよね。
そんなときに、副業や自分探し、地域活動やボランティアなどを積極的に行っておけば、人脈やスキルが広がってますから、何とかなる可能性もアップするし、再就職先の選択肢も増えます。
また、土日なし、残業ありありな長時間労働で、自分をすり減らすような働き方をしていれば、体や心に害が出ます。
ただでさえ人生が長くなっているのに、病気やケガでつまづいている暇などありませんし、病気やケガにお金をかけるのももったいない。
病気やケガは、バランスの良い生活、人脈やスキルを広げるためには邪魔なだけです。
仕事、学びや遊びのバランスをとり
「自分らしく生きるとはどういうことか?」をイメージして
柔軟に100年時代の人生設計をする
それが「マルチステージ」の考え方です
3つの無形資産
無形資産は目に見えない資産で、大きく分けると3つあります。
生産性資産、活力資産と変身資産の3つです。
生産性資産は、稼ぐスキルや知識のことです。
稼ぐチカラがあっても、チカラを生かせるネットワークや人脈がないと宝の持ち腐れ。
なので、ネットワークや人脈も生産性資産といえます。
スキルや知識は持っているだけでは不十分
つねにアップデートしていかないと
すぐに過去の遺産になります
活力資産は、体と心の健康のこと。家族や友人との良好な関係のことです。
たとえ仕事でストレスがたまったとしても、家族や友人との良好な関係があればストレスは発散できますから、心身へのダメージも少ない。
ストレスは健康の敵
寿命が延びても健康に長生きできなければ意味がないです
変身資産は、社会の変化に応じて自分を変えていくチカラのことです。
目まぐるしく進んでいく今の世の中で、ひと昔前のやり方や考え方が通じると思ってはいけません。
社会の変化に柔軟に対応し、何度でも自分を新しいステージに立たせることが必要。積極的に新しい経験をしていかなくては置いて行かれます。
人生は100年までありそうです
長い人生、何度自分を変えてもいいし
何かを始めるのに遅いことはありません
まとめ
正直、「100歳まで生きる」という実感がわきません。
でも、「60代からが長いな」とか、「お金足りるのかな?」とか、「ちゃんと自分の足で歩けているのかな?」なんて考え始めると、
もう、不安しか・・・・・・(笑)
そんな不安を解消するために「『ライフシフト』100年時代の人生戦略」があるはずなんですけどね。
読んで理解したはずが、なかなかどうして、自分の中で上手く処理できていません。
でも、「100歳まで自分らしく生きていくために大事なことは?」とたずねられたら、
とりあえず
「健康だったらいいんじゃないでしょうかね?」
と答えます
健康だったら、少々貧乏でもなんとかなるはず。
健康だったら、
自分の足でたっていられたら、
いろんなところに顔を出して、友達たくさんこしらえて、新しいことにチャレンジして、運動して、いろいろな分野の本を読んで新しい知識をインストールして・・・・・・
健康だったら、自分の足で自分らしい人生を、100歳まで歩いていけるはずです。
わたしは、
大好きな人たちと
うまいものをたらふく食べて
幸せのうちに死んでいくのが夢です
もちろん、この夢のためには、お金も必要ですし、家族や友達との良好な関係も必要です。
どれがかけても、この幸せはかないません。
でも、やはり一番もととなるのは健康です。
たらふく食べられませんからね(笑)
やっぱり、健康が第一です!