【書評】「『コーヒーは楽しい!』絵で読むコーヒー教本」の感想

実用書

コーヒー好きなんだよね

コーヒーのことをもっと知りたんだけど

いい本ない?

そんな君には

「コーヒーは楽しい!」って本がオススメ

コーヒーは楽しい!について

「『コーヒーは楽しい!』絵で読むコーヒー教本」

(セバスチャン・ラシヌー、チュングーレング トラン 著、ヤニス・ヴァルツィコス 絵、河 清美 訳)

定価(本体2,300円+税)

わたしは、2021年の3月に、中古本を1580円+送料200円で買いました。

本書の第1刷発行の日付は2017年5月26日です。

4年落ちを考えるとあまり値段は下がっていません。

いまえださく
いまえださく

でも、最後までおもしろく読めた本書は、1580円でも安いと思います。

日本っぽくないのがおもしろい

「大型の本書、送料200円は安いなぁ・・・・・・」とかは置いておいて。

本書は書いている方が、たぶん・・・フランスの方なので、ところどころおもしろい表現があります。

訳している方のセンスが光り、訳し方がおもしろいのかもしれませんけど。

11ページにアイスコーヒーが紹介されているのですが、こんなことが書かれていました。

アイスコーヒー

コーヒーもストローもどちらも同じくらい好きな人のための斬新なコーヒー。

(「11ページ」から)

「なぜ、コーヒーとストローを同じ土俵へあげる?」みたいな。

「『コーヒーをストローで飲むのが好きな人のための斬新なコーヒー』じゃないのかよ」みたいな。

このような、おもしろい表現がわりとあります。

また、イラストも日本っぽくなくて、おもしろいです。

アイスコーヒーを紹介したイラスト(11ページ)と

コーヒー依存症を表現したイラスト(9ページ)が特におすすめです

本書にはこんなことが書いてある

本書には、コーヒーの取り引きから、「ブラジルはこんなコーヒーですよ」のようなコーヒー豆の紹介があります。

また、コーヒーに使う水、コーヒー器具のことやエスプレッソカップの直径のことも紹介されています。

エスプレッソカップについては、「クレマはこの位置まで」のような細かいところもイラスト付きで紹介されています。

180ページから181ページの「おすすめのコーヒー店&イベント」も良かったです。

フランスの焙煎職人のお店の名前、住所やURLが紹介されていたり、世界のコーヒーショップの名前や住所が紹介されています。

お店の名前を検索したり、グーグルマップで外観をみたりして「おっしゃれー、こんなところがあるのね」とコーヒーショップ巡りをするのが楽しかったです。

「オーストラリアのお店とノルウェーのお店って、雰囲気がぜんぜん違うじゃん」など、世界のコーヒーショップ巡礼はおすすめです。

フランスの住所は入力しづらいのが難点ですけど

まとめ

8ページの「あなたのコーヒー習慣は?」から、183ページの「コーヒーショップのお菓子」まで、楽しく読めました。

楽しく読めたのは、やはりイラスト。そして、ちょっぴりヘンテコな文章のおかげでしょう。

本書は、コーヒーに興味がない方には、ちょっぴりお高いプライスかもしれません。

でも、本書は日本っぽくないイラストと、ちょっぴりヘンテコな文章でコーヒーを楽しめます。

なので、コーヒーに興味がない方にこそ・・オススメできると思います。

いまえださく
いまえださく

本書を読んでみて

コーヒーに興味をもっていただけたらうれしいです

ちなみに日本は「フグレントウキョウ」が紹介されていました。

いまえださく
いまえださく

わたしもフグレントウキョウへ行ってみたいです