こまったぞ
自分で書いたメモなのに何が書いてあるのかわからない
そんなきみには
余白のたいせつさがわかる
本書がオススメ
本書について
「『なんでも図解』絵心ゼロでもできる! 爆速アウトプット術」(日高由美子 著、ダイヤモンド社)
2020年9月8日 第1版発行 定価(本体1,600円+税)の本です。
本書は
自分の考え、打ち合わせや会議、ブレストやプレゼンなどの内容を
その場で可視化するためのテクニックを学ぶための本です。
そして
本書で重視するのはスピード
「キレイな図」ではなく
「伝わる図」を
瞬時に書くべし! だそうです
本書を読んだ理由
わたしは、メモを読み返したときに「なんだこれ?」ということが多々タタタ・・・・・・と、あります。
自分の考えを図にすることができれば、「なんだこれ?」が少なくなるのではないかと考え、本書を手に取りました。
また、本書の背表紙には「丸と線が書ければいい」と書いてあります。
この「丸と線が書ければいい」というワードにも魅力を感じました。
あらっ! 簡単そう
ちょっとズレた目的で手に取った本書ですが、参考になったところがありました。
「おおっ!」と思ったところを紹介したいと思います。
余白は欠かせない
余白が必要な3つの理由
- あとから文字を囲みやすいから
- あとから時系列や因果関係のやじるしが書きやすいから
- 最後まで聞かないと結論がわからないときも、余白があれば情報を書きたせるから
余白はどれくらい必要?
余白は常に2文字分!
自分のメモを見返すとギッチリ書いてあることが多いです。
「なにかを書かなくちゃ」「たくさん書いてあるほうが、あとあと、わかりやすい気がする」なんて、いつのまにかいつもギッチリ。
紙がもったいないという、庶民のさがでしょうか(笑)
本書を読んで余白の大切さをあらためて。
「余白の美、余白は機能美」ということを、あらためて思い知りました。
これからメモを書くときは、余白は常に2文字分!をつねに意識したいと思います。
まとめ
文字すくなっ!
いろいろな意味で余白ばかりですね・・・・・・(笑)
わたしは、余白のことが書いてある、本書の126ページから134ページが特に参考になりました。
「スペースがあれば、あとあと情報が書きたせる」を頭の片すみに、余白を作ることを意識してメモをとるように心がければ、いま必要なことしか書けなくなり、ギッチリもなくなるのではないか、と思います。
本書には、聞きながら図にするコツがわかりやすく説明してあります。
また、聞きながら図にするコツを使って、その場で図解にするトレーニングがいくつか用意されています。
「わたしのメモ的なソレには必要のないコツやトレーニングかも」と思いましたが、図解でわかりやすく楽しく読ませていただきました。
打ち合わせや会議、ブレストやプレゼンなどの内容を、その場で 図にする必要がある方は、本書を読んで損はないと思います。
完読までに2時間ぐらい
ちょっとした余白な時間にオススメです