中島大介 著「ブログ歴17年のプロが教える売れる文章術『ブログライティングの教科書』」を読みました。
個人的に参考になったポイントと、項目を読むだけでも役に立つ目次を書きたいと思います。
読むだけでも役に立つ目次
本書は、目次の項目を読むだけでもブログライティングのヒントが満載です。
以下に目次を書きますので、本書を読むきっかけにしていただいたり、気になったキーワードを検索してください。
ブログ初心者さんは、絶対に損はしません。
第1章 お金を稼げる収益ブログを作る
● ブログの収益化には2つの方法がある
1.アフェリエイト
2.Google アドセンス
第2章 10の手順でできるブログの書き方
手順1 悩みからSEOキーワードを決める
手順2 Googleで競合調査を行う
手順3 コンテンツから記事構成を作る
手順4 記事タイトルを決める7つのポイント
手順5 リード文を書く構成
手順6 記事本文は「PREP法」で書く
手順7 行動を促すまとめを書く
手順8 重要ポイントを装飾する
手順9 クリックされるリンクを貼る
手順10 推敲を何度も繰り返す
● 手順4 記事タイトルを決める7つのポイント
1.32~40文字
2.SEOキーワードを含める
3.Googleを意識しすぎない
4.記号を活用する
5.具体的な数字や実績を書く
6.無駄な文字を削る
7.検索結果をよく見て研究する
● 手順5 リード文を書く構成
1.読者の共感を得る
2.問題提起
3.実績とブランディング
4.記事内容は一言で!
5.記事を読むメリットは?
6.最終的な結論
第3章 プロが実績するライティングテクニック
● 他と差をつけるライティングのコツ3つ
1.読者が感動する記事を書く
2.シンプルでストレートな文章を書く
3.USPを意識して価値のある文章を作る
USPとは、
「独自の売り提案」や「商品独自の強み」のことです。
● 記事が読みやすくなるテクニック11個
1.1文は40~60文字
2.150文字程度で改行する
3.読み飛ばしても理解できる書き方をする
4.「あれ、これ、それ」を使わない
5.主語と述語を近づける
6.「です、でした」などの表現は連続2回まで
7.あいまいはダメ。断定する
8.なくても通じるなら、接続詞は削る
9.本題は丁寧に書き、本題以外は短くする
10.結論を最初に伝える
11.同じ意味の言葉を重複しない
第4章 これだけは知っておきたいSEO対策
● 見出しはキーワードを狙う
1.キーワードを含める
2.結論がわかる見出し
3.「h2→h3→h4」タグの順番を守る
● メタディスクリプション
meta description(メタディスクリプション)とは、
検索結果に表示される説明文のことです。
120文字ぐらいが良いとされています。
● 記事の文字数は3,000~5,000文字が目安
第5章 読者をひきこむ文章力を鍛える方法
● たくさん記事を書く
● 読書する
● 他のブログを読み込む
● 第三者に読んでもらう
第6章 プロが教える「弱者」のブログ戦略
●ニッチなテーマに絞った超特化ブログ
●ランチェスター戦略なら強者に勝てる
● ランチェスター戦略とは?
ランチェスター戦略は、弱者が強者に勝つための戦略です。
これからブログを始める人を弱者と考え、すでに大きな成果を出している人は強者と考えましょう。
広いテーマでは強者に勝てないので、もっと狭い領域で戦いを挑みます。
● 本書で紹介されている例
広いテーマ:ダイエット・転職・ラーメン
狭いニッチなテーマ:糖質制限ダイエット・転職の面接対策・味噌ラーメン専門店
少し省いたところもありますが、読むだけでも役に立つ目次の紹介でした。
以下から、個人的に参考になったポイントを紹介します。
絶対に外せない3つのポイント
1.読者の悩みを解決する。
2.読者が納得する。
3.最後まで読んでくれる。
検索で来てくれる人たちは、何かの悩みや、何かを知りたくて来てくれているので、その何かを解決しなくてはいけません。
その何かを解決すると、検索してきてくれた人たちは納得して帰ってくれますし、最後まで記事を読んでくれる可能性が高くなります。
先読みライティング
読者は負の感情を抱くことの方が多いです。
● 面白くない
● 読みにくい
● もっと、わかりやすく書いてくれ
読者は「根暗で卑屈で臆病でネガティブでコミュ障」ぐらいに考えて、ネガティブな人ならどう考えるかを先読みして文章を書きましょう。
3つのNOT
● 読者は読まない(Not Read)
● 信じない(Not Believe)
● 行動しない(Not Act)
このNOT3つをクリアするためのライティングをしなければいけません。
ですから、以下の3つを常に意識しましょう。
● 読んでもらう工夫
● 信じてもらう工夫
● 行動してもらう工夫
読んでもらう工夫
● 「結論 → 理由」の順番で書く
● 飛ばされても理解できるように書く
● 「これ、それ、あれ」を使わない
● 図や箇条書きを使う
● スマホの画面が文字だけで埋まらないようにする
● ポイントは目立つように書く
● 見出しだけで内容が理解できるようにする
● ターゲットに役立つ、刺さる内容を書く
信じてもらう工夫
● 口コミが書いてあるが捏造だ!
● 本当に最新の情報か?
● 根拠がある正確な情報か?
このように読者はネガティブで疑り深いと考えましょう。
信じてもらうために、疑いようがないエビデンスを提示しましょう。
「記事の作成よりも、エビデンスの提示に時間やお金をかけた方が良いかも」くらいの考え方で良いと思います。
行動してもらう工夫
行動してもらうために、緊急性と限定性をアピールして読者の背中を押しましょう。
● 緊急性 この日までに申し込まないと損をする
● 限定性 早く申し込まないと損をする
また、不安要素を取り除くことも効果的です。
● 運営会社を信頼させる
● 解約の方法を簡単に説明する
● 買っても後悔しないメリットを書く
● 無理なセールスがないことを明示する
緊急性と限定性で読者の背中を押して、しっかり不安な要素を取り除くライティングを心がけましょう。
3つのリンク
● 内部リンク
● 発リンク
● 被リンク
SEO対策とリンクは密接に関係しているので、3つのリンクを正しく理解しましょう。
内部リンク
内部リンクは、ブログ内で記事同士をつなぐリンクです。
内部リンクをうまく設置すると、Googleのクローラーが巡回しやすくなり、SEOで上位表示されやすくなります。
コツは読者にクリックされる生きた内部リンクを設置することです。
発リンク
発リンクとは、あるウェブページから他のウェブページに向けられたリンクのことです。
根拠を示すことはSEO対策では重要です。信頼性のあるサイトから引用することは、SEOに効果があります。
他サイトのコンテンツを引用した場合は、引用元に発リンクしましょう。
被リンク
被リンクは、他のサイトから自分のサイトへ向けられたリンクのことです。
被リンクを獲得することが、SEO対策でもっとも効果的です。
被リンクの獲得方法
自分が情報源となる、一次情報を積極的に書きましょう。
お店へ行ったり、商品を使ってレビューしたりして書かれた内容は一次情報です。
一次情報を書く以外の被リンクの獲得方法には、以下のようなものがあります。
● 自分が運営する他のブログからリンクを貼る
● 相互リンクをお願いする
● 他のサイトに寄稿する
● ツールやサービスを無料提供する
● SNSでソーシャルリンクを獲得する
さいごに
● 読むだけでも役に立つ目次
● 絶対に外せない3つのポイント
● 先読みライティング
● 3つのNOT
● 3つのリンク
以上、5つの項目を書かせていただきました。
個人的に参考になったのは、「先読みライティング」と「3つのNOT」です。
「読むだけでも役に立つ目次」と「絶対に外せない3つのポイント」だけでもブログ初心者さんには参考になると思いますので、2つだけでも読んでいただけたらな、と思います。
以上です。
ブログ記事の作成、一緒に頑張りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。