「世界一やさしいWebライティングの教科書1年生」を読みました。
押さえておきたい基本中のキホン、「ターゲットを明確にする」と「目的・ゴールを設定する」をアウトプットしたいと思います。
ターゲットを明確にする
ターゲットを明確にする理由
ターゲットとは標的・対象・相手のこと。
どんな人に読んでもらうのか? を考えると、どんなことを書けばいいのかが明確になります。
また、ターゲットを絞ると、余計なことも書かなくなります。
多くの情報を書きすぎると一番伝えたかったことがぼやけてしまい、誰のこころにも響かない文章ができあがります。
はいて捨てるほどの情報に囲まれている読者は、自分に関係がある情報だけが欲しいのです。
ターゲットを明確にしないと起こること
ターゲットを絞らないと、一般的な解説文が並んでしまいがちになります。
すべての人を満足させるのは無理。万人受け狙いの文章は、読んだ人がわたくしごととして受け取りにくい。結局、誰にも興味を持ってもらえない文章が出来上がってしまいます。
ターゲットを明確にすると
ターゲットにとって必要な情報と不必要な情報が分類できる。
ターゲットに、どんな特徴を伝えるか。
ターゲットは、どんなことに困っているか。
ターゲットは、どんなことを望んでいるか。
ターゲットの気持ちを想像して、ターゲットに向けた文章を書けばいいのです。
目的・ゴールを設定する
目的とは? ゴールとは?
文章を読み終えた読み手に、どんな気持ちになってほしいか、どんな行動をしてほしいかを考えることが大切です。
Before 読む前はどんな気持ち?
After 読んだ後にどんな気持ちになってほしい?
Before 何が知りたい?
After どんな行動をしてほしい?
目的とゴールに向けたライティング
目的とゴールを明確にすると、どんな情報を、どんな順番で書けばよいかが決まります。
そして、新商品をリリースする場合と、商品に興味を持ってほしいという場合では目的が違いますから、伝える内容も変わります。
新商品をリリースする場合
・新商品なので、多くの人に知ってもらうことが目的。また、商品のすべての機能を知ってもらうことも目的として、カタログのようなページを作る必要があります。
商品に興味をもってもらい、商品を売りたい場合
・売りたいときは、ターゲットに合わせて、もっとも響くメインの機能や特徴だけを紹介する。そうすると、商品に興味をもってもらえ、買ってもらえる確率が上がる。
CTA(Call to Action)
CTA(Call to Action)とは、行動喚起という意味です。
Webサイトに訪問した人に「どんな行動をしてもらいたいか」を考えることが大切なので、CTA(Call to Action)というワードは覚えておきましょう。
まとめ
文章は、書き始める前の準備が大切。準備が8割です!!
準備で初めにすることは、ターゲットを明確にすること。
ターゲットの気持ちを想像し、
ターゲットが望んでいる、ターゲットにとって役に立つ情報だけを文章にすることが大切です。
また、たくさんの情報を書くことは読み手にとって迷惑なことが多いです。
ターゲットを設定したら、目的とゴールを決める。
目的を決めると、ゴールに向かって書くべきことが明確になります。
また、目的を設定すると余計なことも書かなくなります。
文章を書くときは書き始める前に、ターゲット、目的、ゴール、この3つを明確にすることが必須です。
この3つをおさえてライティングすれば、読み手が満足する文章を書けるでしょう。